すずきたつひさくん

 

 

こういう時、俺はなんとも言えない気持ちになります。ホントに、なんとも言えない気持ちになります。

でも、嫌じゃありません。

 

時々ポエムを綴る彼に出会って3年目に入った。

出会いは「イワトビちゃんねる」というラジオ。当時、某気象系の赤色さんを中心に生活していた私が、二次元など無知に近いにも関わらず「肌色アニメ」「ほも」というワードに釣られ「Free!」を録画予約をしたのを良く覚えている。学校から帰ってきてすぐに録画してあったFree!を見て葉月渚に落ちた。橘真琴ではなかった。完全に渚くんにどっぷり浸かってしまった私の周りには、二次元もかじっていた気象ファンがたくさん。ハマらないわけなんかなかった。「ラジオもあるんだよ」という神のお言葉を聞いてすぐ、繋がりにくいFree!公式ホームページへアクセスしイワちゃんを聴いた。

 

8年ぶりの衝撃だった。今まで気象系に命を捧げてきた私が、他のジャニーズに降りるわけでもなく、声優という未踏のジャンルに踏み入れた瞬間だった。

 

 

当時の私はこのように呑気に呟いていた。が、実は信長くんとたつひさくんの声を逆に認知しており、0回配信の序盤はハテナマークが頭にいっぱいだった。そんなこんなで、アニメ本編前にEDを予約しに行き順調に鈴木達央のオタクの道を歩むことになるのであった。

この翌日、アニメ1話放送だったのだが、その前に勧められていた「図書館戦争」を見た。たつまえ厨になる要因である。後に「ラジオ 図書館戦争図書特殊広報隊」を全部聞き終え、更に沼に浸かっていく。

これが、鈴木達央を知り確実に沼るまでの道のりである。

 

 

 

 

ふと、上記の、出会いを思い出すことがある。なんてことない日が華やかに色づいたのを覚えている。もし電車が止まっていなかったらEDをアニメイトに予約しに行っていなかった可能性もあった。たつひさくんにハマったのは運命だと、私は思っている。

貴方に出会えたことをいま運命だと信じ3年目です。当時バイトが出来ないうえに、まだ気象系も推していてお金が無いながらも必死で応援した。貴方に似合う人になれるよう。イベントで見かけられてもいい印象を与えられるよう。貴方のファンでいて良かったと思えるよう、思われるよう。

 

たつひさくんにすごく会いたくなるときがある。私の知らないところでたつひさくんが何かをしていることに、すごく嫉妬するときがある。気持ち悪いオタクだと自己嫌悪しながらそんなことを考えている。イベントが決まれば彼に仕事が来たと喜ぶ反面私がそこにいれるのかなあという不安が私を襲う。誰よりも多く、誰よりも近くで見ていたいと、その願望に貪欲な人間。

初めてこの目でたつひさくんを見たのは「WORKING!!」「サーバント×サービス」コラボイベントだった。浴衣姿の彼は私の想像を遥かに超えて、すごくすごくキラキラしていて、アイドルのような存在だった。登場した瞬間「やっと会えた」という感情で胸が詰まり涙が出た。言葉では表せない喜びでいっぱいだった。

その日から恋煩いのように、毎日毎日彼のことを思っていた。ひどいときは彼のことを考えながら登校していると、お昼を買い忘れたうえにローファーのまま教室に入ろうとしていた。

 

声優はアイドルのように声やダンスを売りにするようなジャンルではない。頭ではわかっているけれど、たつひさくんは私の中のアイドルで、それは一生変わらない。おじいちゃんになっても私の胸をときめかせる声は、アイドル。

真面目なことをdiaryに書くと、私も考えさせられる。ポエミーなdiaryだと、Twitterではバカにするけど、かわいいなあと少しだけ思う。砂糖をかけたような文章に心が動かされ、またたつひさくんが好きになる。たつひさくんが好きな人を、私も好きでありたい。

 

 

たつひさくんの声が世界でいちばん大好きだ。小さな背もお調子者なところもなで肩もニコニコしている顔も実は優しいところも食べ物を美味しそうに食べるところも、全部が愛おしく思える。何だかんだ私のいちばんを攫っていくのが鈴木達央なのだ。誰がなんと言おうといちばんはたつひさくんなのだ。

 

 

たつひさくん、素敵な夢をいつもありがとう。たくさん恩返しがしたいな。